スタッフブログ
外壁の劣化は放置NGについてご紹介②
2024.07.29
スタッフブログ
外壁塗装
こんにちは!
プロタイムズ浜松東店・株式会社セントラル・ペイントの氏家です(^^)
前回は劣化した外壁を放置すると住まいの寿命が短くなる!?についてと
外壁補修が必要かどうかは「劣化の進行段階」で見極める!
についての内容でした!
今回はその続きについて書いていきます(^^)
■3.外壁の劣化を補修する方法■
①部分補修
部分補修とは、劣化している部分だけを補修をすることです。
一般的に、劣化箇所が部分的な場合、部分補修をします。
【部分補修の例】
〇「ひび割れ(0.3㎜以上)」⇒Uカットシーリング処理など〇
※ひび割れ箇所をU字型にカットし、シーリング材を充填、樹脂モルタル等で表面を平滑にする。
〇「欠け」⇒部分的な張り替え(サイディング外壁の場合)など〇
劣化症状(劣化の種類)によって、部分補修の内容は異なります。上記以外にも、様々な部分補修の方法があります。
※部分補修をした場合、どうしても補修跡がのこります。「補修跡をのこさず、キレイに外壁を補修したい」という場合は、塗装による補修がオススメです。
②外壁塗装
・部分補修では補修しきれない場合
・外壁全面に劣化の症状が広がっている場合
・「補修跡をのこさず、キレイに外壁を補修したい」という場合
などは、外壁塗装による補修をします。
外壁塗装の場合、外壁全面の補修ができるだけでなく、外壁を新築時のようにキレイよみがえらせることも可能です。既存とは異なる色の塗料で塗り替えて、外観の印象をガラリと変えることもできます。
③重ね張り・張り替え
部分補修や塗装では、外壁の劣化を補修しきれない場合に、「重ね張り」や「張り替え」による補修を行ないます。また、「外壁材自体を新しくしたい」などの施主(消費者)の希望によっては、部分補修や塗装ではなく、重ね張りをすることもあります。
下地や断熱材などにまで劣化が進行している場合には、張り替えとなります。
④シーリング(コーキング)の打ち替え
外壁の劣化を補修をする際、あわせてシーリング(コーキング)の劣化も補修をするのがオススメです。
※シーリングとは、外壁と外壁や、外壁と窓の接合部分につかうゴム状の材料のことです。
※シーリングが使用されていない外壁材もあります。基本的にモルタル、樹脂系サイディングなどの外壁材にはシーリングが使用されていないため、シーリング補修も不要です。
シーリングの劣化を放置すると、劣化箇所から雨水が浸入する可能性が生じます。
雨水が住まい内部に浸入すると、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。
こうした事態を防ぐためには、劣化したシーリングを早々に補修する必要があります。
具体的には、以下のような劣化症状が見られる場合、早々に補修をすべきタイミングです。
※一般的なシーリングの耐久性を考えると、外壁に上記のような劣化症状が見られる場合
シーリングにも以下のような劣化症状が見られる可能性大です。
●補修が必要なシーリングの劣化症状(劣化の種類)●
〇ひび割れ〇
〇破断〇
〇剥離〇
ちなみに、シーリングは「打ち替え(既存のシーリング材を取り除いて、新しいシーリング材を充填する方法)」にて補修をするのが一般的です。
⑤どの補修方法を選択するのがベスト?
「我が家の外壁の劣化は、上記どの方法で補修するのがベストなのだろう?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
基本的には、外壁の劣化症状(劣化の種類)によって補修方法を判断します。
ただし、同じ劣化症状でも、劣化の進行具合によって選ぶべき補修方法が異なることもあります。
数種類の劣化症状が見られる場合には、また違った判断をすることも。
そのため、一概にどの補修方法がベストと言うことはできません。
実際に外壁の劣化をどの方法で補修するかは、プロと相談をして決めることになります。
その際、自身の予算や希望などをプロに伝えると、より納得の外壁補修ができるはずです。
■4.外壁が劣化する原因とは?■
「そもそも、外壁はなぜ劣化するのだろう?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。
外壁の劣化を進行させる原因は、
・太陽光
・風
・雨
などです。
外壁が劣化する最大の原因は、太陽です。
太陽光の紫外線や熱が外壁の劣化を進行させていきます。
そのため、太陽光のあたりやすい南側の外壁などは、劣化が進行しやすい傾向にあります。
また、雨風も外壁の劣化を進行させる原因の一つ。
特に台風時などに強い風や雨を受けると、劣化の進行スピードを加速させてしまうこともあります。
どんな外壁も必ず劣化が進行します。
今すぐに劣化の補修が必要かどうかは、劣化の進行段階で判断します。
初期の劣化であれば、ひとまずは経過観察でも問題ないケースもあります。
ある程度劣化が進行している場合には、早々に補修を検討することを強くオススメします。
劣化したまま放置し続けると、住まい内部に雨水が浸入、躯体が腐食し、早々に住まいが寿命を迎えてしまうとにもなりかねません。
外壁の劣化を補修する方法はいくつかあり、どの補修方法を選ぶべきかは、劣化症状や劣化の進行具合などによって異なります。
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