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こんにちは!

プロタイムズ浜松東店・株式会社セントラル・ペイントの氏家です(^^)

屋根塗装をする際は、必ず「高圧洗浄」を行います。この工程を省くことは絶対にありません。しかし、以前他社でこの高圧洗浄を「自分でやっておく」といって拒否しようとされたご依頼者様がいたという話を聞いたことがあります。

高圧洗浄は、塗装業者にとって非常に重要な工程なので、たとえご依頼主様であっても任せることは致しません。それをご承知おきください。

今回の記事では「高圧洗浄の重要性」また、家庭用高圧洗浄機と業務用高圧洗浄機の違いについても触れていきます。

屋根塗装で高圧洗浄は必要?

屋根塗装で高圧洗浄は必要?

結果からお伝えすると、屋根塗装をする際に高圧洗浄は必ず行わなければなりません。

この工程を省くこともできなければ、他の方に任せるということは絶対にできないことを覚えておいてください。

屋根塗装において、高圧洗浄は全ての作業の要になってきます。そのため、業者はそれぞれ必ず自分たちの手で作業するのです。

その理由についてご説明いたします。

汚れはできる限りゼロが良い

屋根塗装の仕上がりは「下準備」が何よりも肝心です。そのため、作業の前段階にあるほどに手を抜きません。ここで手を抜いた場合、仕上がりが悪くなるばかりではなく、クレーム発生の原因になることさえあるのです。

そのため、使用する洗浄機も業務用のものを使用します。家庭用のものと同じように見えるのですが、洗浄力が圧倒的に違うため、非常に効率的に汚れを落とすことができるのです。

高圧洗浄の効果

確実な高圧洗浄を行うことで、塗料の密着性が高くなります。また、それ以前に「けいやに耐えられないような劣化した屋根材の選別」もできるため、家庭用高圧洗浄機では判別できない問題も発見することができるのです。

見た目には問題なさそうな屋根材だったとしても、台風と同レベルの圧力がかかった際に破損してしまうようでは、安全な状態とは言えません。そのため、しっかりと安定して高圧をかけることができる業務用の洗浄機を使用する必要があるのです。

汚れを落とす能力も、家庭用とは全く性能が違うので、塗膜に入り込んでいる汚れや、カビやコケの根までしっかりと除去することができるのです。

家庭用高圧洗浄機と業務用高圧洗浄機の違い

家庭用高圧洗浄機と業務用高圧洗浄機の違い

どんなものでも、家庭用と業務用の道具というのはパワーや精度、性能そのものが全く異なります。

その分、業務用というものは危険を伴うということを覚えておいてください。購入自体は誰にでもできるのですが、使用方法を誤ると本当に危険です。

中には命を落とすようなものもあります。この「高圧洗浄機」も、ひとつ使い方を間違えれば、簡単に大怪我をするような道具なのです。そのため、業者による高圧洗浄が必要な場合にはしっかりと依頼を出していただきたいというのが、弊社の願いです。

圧力が圧倒的に強い

家庭用の高圧洗浄機の場合、どんなに強力なものを手に入れても「15Mpa」が限度になります。この数字は「1cm2に150kgの力を加えることができる」という意味です。一般的に考えた際、150kgは十分に大きな力だと言えます。

しかし、60kgの成人男性3人分にも満たない力の大きさであり、馬力で考えるとたった2馬力しかありません。それが家庭用の限界なのです。

その点、業務用はこの圧力の上限を突破してしまっています。比較的多い数字ですと、業務用高圧洗浄機は50Mpaまで圧力を発生させられるものが多いです。「1cm2に500kgの力を加えることができる」と考えると、家庭用では全く歯が立たないのがお分かりになると思います。

数字の問題だけでは危険性がわからないので、実際にあった過去の事故についてみていきましょう。

2009年7月、家庭用の高圧洗浄機を使用していて、このような事故が発生しました。

外国製高圧洗浄機の通常圧力がかかる部分で内部ボルトが折れ、右手人差指を火傷した。傷病内容:熱傷傷病の程度:治療1週間未満

圧力がかかると、水は高温になります。家庭用高圧洗浄機でさえ火傷を負うほどの高温になるのですから、業務用であればもっと1位怪我を追うことになるのです。また、このケースでは破損部品での怪我はありませんでしたが、業務用の超高圧力が破損した場合「飛散する部品での怪我」は命取りです。

射出される水は、ある程度調圧されたものなので、内部の調圧されていないパワーが暴走すれば大怪我を負うことは容易に想像できます。

次は令和5年5月にあった事故です。

製紙工場で高圧洗浄車を使用した作業をしていた47歳の男性が事故により死亡高圧作業中にホースが接続部から外れ男性に直撃し脳挫傷

当時、この男性は作業用ヘルメットを着用した状態でこのような悲劇を迎えてしまいました。業務用の道具というものは、ほんの一瞬で簡単に命を奪う可能性がある危険性を持っています。しかし、その危険性をしっかりと理解した上で正しく使用することができれば、非常に優秀な道具となるのです。

高圧洗浄を自分でやったら値引きできるのか

高圧洗浄を自分でやったら値引きできるのか

何度も言いますが、高圧洗浄を他人に任せるということは「絶対」にありません。そのため、作業工程を減らして値引き交渉しようとするのはやめてください。その理由をご説明します。

家庭用高圧洗浄機では不十分

ご家庭で用意している高圧洗浄機というのは、あくまでも「一般使用」を目的として作られているものなので、十分な洗浄力を持っていません。もちろん、一般使用の範囲で考えれば十分な威力を持った洗浄機なのですが、屋根塗装をする際に使用すると考えた場合には、全く性能が足りていません。

万が一、業者が作業上で家庭用高圧洗浄機を使用しなければならないという場合には、確実に表面の汚れが除去できるように強力な溶剤を用いるでしょう。その溶剤を洗い流すためであれば、家庭用のものでも対処できるかもしれません。

ただし、非常に強い溶剤を使用しなければならないため、他の部分に影響を及ぼす可能性があるでしょう。

汚れが残っていると塗膜が剥がれる

屋根に汚れがあるということは、屋根材に塗料が密着できないことを表します。汚れというものは「空間」になります。完全に密着させれば動くことができなくなりますが、ちょっとした空間があれば「押しつぶす」ことも「膨らます」こともできるようになってしまうのです。

これが何を意味するかというと、密着していない塗料は動くことができるということです。ひび割れ始めたり、膨らんでしまって中に水が溜まるということも考えられます。

つまり、汚れが残っている部分から塗膜が剥がれてしまうということです。

保証がつけられなくなる

仮に高圧洗浄を依頼者様が行ったとしましょう。十分な作業ができるかもしれません。完全に汚れが落とせて、屋根塗装をするのに問題がない状況まで洗浄できる可能性は十分にあります。

しかし、その作業を保証するのは塗装業者ではなく「施工者」であるご依頼主様自身になってしまうのです。万が一、塗装に問題が発生したとしても、前段階で十分な作業ができているか判断できないので、業者側では責任を負うことができません。

全ての作業に対する保証なので、一部でも自分たちの手で行わない作業が発生してしまった場合、責任の所在があやふやになってしまうので、保証をつけることができなくなってしまうということを覚えておいてください。

屋根塗装において、高圧洗浄は全ての作業の要です。この工程を省くことや他人に任せることは絶対にできません。家庭用高圧洗浄機では十分な洗浄力がなく、業務用の高圧洗浄機でなければ汚れを確実に落とすことができません。また、業務用高圧洗浄機は非常に強力で、適切な使用が求められます。

高圧洗浄は、塗料の密着性を高めるだけでなく、劣化した屋根材の選別にも役立ちます。適切な洗浄が行われないと、塗膜の剥がれやクレームの原因となり、保証もつけられません。プロタイムズ浜松東店・株式会社セントラル・ペイントでは、経験豊富なスタッフが業務用高圧洗浄機を使用し、確実に汚れを除去します。お客様の大切な家を守るため、最適な塗装作業を提供いたします。

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