スタッフブログ

こんにちは(^o^)丿プロタイムズ浜松東店・スマイルさんの氏家です。

今回は、【外壁の劣化は放置NGについて】ご紹介させていただきます(^O^)/

まったく劣化しない外壁は存在しません。劣化の進行スピードが遅い耐久性に優れた外壁もありますが、劣化しないわけではありません。どんな外壁も、必ず劣化はします。

「我が家の外壁は劣化している?」「劣化した外壁は補修が必要なのか?劣化を放置すると、どうなるのか?」「外壁の劣化の補修には、どのくらいの費用がかかるのか?」

■1.劣化した外壁を放置すると住まいの寿命が短くなる■

ずばり、劣化した外壁は、早々に補修が必要です。なぜならば、外壁の劣化が進行すると、住まいの寿命が短くなるリスクが生じるためです。劣化が進行するにつれ外壁の防水性は失われていき、いずれは雨水の浸入を許すようになります。雨水が浸入すると、外壁は加速度的に傷みます。さらに住まい内部にまで雨水に入り込んでしまうと、住まいの躯体が腐食してしまう可能性が十分にあります。躯体の腐食が進めば、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。こうした最悪の事態を引き起こさないためには、劣化した外壁を、早々に補修する必要があるのです。

■2.外壁補修が必要かどうかは「劣化の進行段階」で見極める■

①劣化の進行が初期の場合⇒経過観察でも問題なし

外壁に以下のような劣化症状が見られる場合は、劣化の進行段階としては初期のため、ひとます経過観察で様子を見るという対処でも問題ありません。

〇ひとまず経過観察でも問題ない「外壁の劣化症状」〇

汚れ

幅0.3㎜未満のひび割れ

※経過観察でも問題ありませんが、劣化の進行を遅らせるためにできることもあります。外壁の汚れは洗浄するなどしてキレイにすると、劣化の進行を遅らせることができます。また、幅0.3㎜未満のひび割れでも、早めに補修をしておくと、ひび割れが大きくなるなどの劣化進行を防ぐことができます。

②ある程度劣化が進行している場合⇒早々に補修が必要

ある程度劣化が進行している場合には何らかの補修が必要となります。具体的には、外壁に以下のような劣化症状がある場合は、ある程度劣化が進行しているため、早々に補修を検討するべきです。以下の劣化症状を放置すると、住まいの寿命が短くなるなどのリスクが生じます。

〇補修が必要「外壁の劣化症状」〇

カビ・藻・コケの発生

色あせ

チョーキングの発生

幅0.3㎜以上のひび割れ

塗膜の膨れ

塗膜の剝がれ

サビの発生

欠けている箇所がある

③外壁を補修すべきかの最終判断はプロにお願いするのが賢明

劣化の進行段階によって補修の必要有無を見極めることができます。とはいえ、「自身での判断は難しい」と感じる方は少なくないでしょう。また、判断を誤ると「補修が必要なタイミングで補修をしなかった結果、住まいが大変なことに・・・」といった事態にもなりかねません。「もしかすると補修が必要?」と少しでも感じた場合には、プロに診てもらうことを強くおすすめします。

■3.外壁の劣化を補修する方法■

①部分補修

部分補修とは、劣化している部分だけを補修をすることです。一般的に、劣化箇所が部分的な場合、部分補修をします。

【部分補修の例】

〇ひび割れ(0.3㎜以上)⇒Uカットシーリング処理〇

※ひび割れ箇所をU字型にカットし、シーリング材を充填、樹脂モルタル等で表面を平滑にする。

〇欠け⇒部分的な張替え(サイディング外壁の場合)〇

②外壁塗装

・部分補修をしきれない場合

・外壁全面に劣化の症状が広がっている場合

・「補修跡を残さず、キレイに外壁を補修したい」という場合

外壁塗装の場合、外壁全面の補修が出来るだけでなく、外壁を新築時のようにキレイよみがえらせることも可能です。既存とは異なる色で塗り替えて、外観の印象をガラリと変えることもできます。

③重ね張り・張り替え

部分補修や塗装では、外壁の劣化を補修しきれない場合に、「重ね貼り」「張り替え」による補修を行います。また、「外壁材自体を新しくしたい」などの施主(消費者)の希望によっては、部分補修や塗装ではなく、重ね張りをすることもあります。下地や断熱材などにまで劣化が進行している場合には、張り替えとなります。

④シーリング【コーキング】の打ち替え

外壁の劣化を補修する際、あわせてシーリング(コーキング)の劣化も補修するのがお勧めです。

※シーリングとは、外壁と外壁や、外壁と窓の接合部分につかうゴム状の材料のことです。

※シーリングが使用されていない外壁材もあります。基本的に、モルタル、樹脂系サイディングなどの外壁材にはシーリングが使用されていない、シーリング補修も不要です。

シーリングの劣化を放置すると、劣化箇所から雨水が浸入する可能性が生じます。雨水が住まい内部に浸入すると、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。こうした事態を防ぐためには、劣化したシーリングを早々に補修する必要があります。

※一般的なシーリングの耐久性を考えると、シーリングにも以下のような劣化症状が見られる可能性大です。

〇補修が必要なシーリングの劣化症状〇

ひび割れ

破断

剝離

⑤どの補修方法を選択するのがベスト?

基本的には、外壁の劣化症状(劣化の種類)によって補修方法を判断します。ただし、同じ劣化症状でも、劣化の進行具合によって選ぶべき補修方法が異なることもあります。数種類の劣化症状が見られる場合には、また違った判断をすることも。実際に外壁の劣化をどの方法で、補修するかは、プロと相談して決めることになります。

■4.外壁が劣化する原因とは?■

外壁に劣化を進行させる原因は、

・太陽光・風・雨などです。

外壁が劣化する最大の原因は、太陽です。太陽光の紫外線や熱が外壁の劣化を進行させていきます。そのため、太陽光のあたりやすい南側の外壁などは、劣化が進行しやすい傾向にあります。また、雨風も外壁の劣化を進行させる原因の一つ。特に、台風時などに強い風や雨を受けると、劣化の進行スピードを加速させてしまうこともあります。

どんな外壁も必ず劣化が進行します。今すぐに劣化の補修が必要かどうかは、劣化の進行段階で判断します。初期に劣化であれば、ひとまずは経過観察でも問題ないケースもあります。ある程度劣化が進行している場合には、早々に補修を検討することを強くオススメします。劣化したまま放置し続けると、住まい内部に雨水が浸入、躯体が腐食し、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。

外壁の劣化を補修する方法はいくつかあり、どの補修方法を選ぶかは、劣化症状や劣化の進行具合などによって異なります。

 

 

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