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訪問販売業者が強盗の下見?怪しいサインと防犯対策
2025.01.28
スタッフブログ
こんにちは!
プロタイムズ浜松東店・株式会社セントラル・ペイントの氏家です(^^)
最近では訪問業者への警戒度も高まりインターホンが鳴っても出ない、という
対策をされている方も多くいらっしゃることかと思いますが、
それでもいまだ被害が出続けているのが現状です。
悪質な訪問販売業者は「一人暮らし?」「間取りは?」とさりげなく情報を探ります。
下見をすれば、抵抗されるリスクやどこに寝室があるのかまでわかるためスムーズに強盗ができるからです。
そこで今回は、訪問販売業者が強盗の下見をしている実態や、警戒ポイントをお話しします。
訪問販売が強盗の下見?その背景と問題点
訪問販売が実は強盗の下見だったというケースは、ありえない話ではありません。
実際に不審人物が高齢者の住まいへ訪問してきて、強引に上がり込もうとする事例が多数確認されています。
たとえば「工事事業者だけど、屋根や壁の点検をしたい」という事例が警察に報告されているのです。家主が屋根や壁の点検を依頼したわけではありません。
他にも不用品買取業者と名乗って家に上がり込み、なにも買い取らず帰るというケースもあります。
首都圏で多発する闇バイトの強盗事件では、事前に業者を装い、住まいの修理を勧誘する不審人物の目撃例もありました。実際、強盗事件の発生数日前に「水道を調べる」と、住まいを訪問してきた不審人物が目撃されています。
強盗の下見として利用される訪問販売の手口とは?
特定の時間帯に繰り返し訪問することで在宅パターンを探る
当たり前の話しではありますが強盗犯は捕まりたくない。という意識があるため
犯罪者は下見を行います。
普段から窓に鍵をかけていない、開きっぱなしで警戒感がない住まいほど強盗に入りやすいものです。入りやすさや逃げやすさ、見通しや通行人の有無やセキュリティ体制などもチェックします。家族構成もわかると、自然と入りやすい住まいがしぼり込めます。そのため、なんども繰り返し、訪問してくるような業者には要注意です。
不自然な質問や行動に要注意
訪問販売業者が不自然な質問や行動をしてきたら、最大限の警戒が必要です。
決して気軽に教えてはいけない内容が、家族構成や資産情報です。
中には電話で公的機関や業者のふりをして家族の情報を聞き出そうとする電話もあります。
高齢者の場合だと、悪質な訪問業者とは知らずに信頼しきってしまうケースもあるのです。
何度も訪問し、雑談をすると徐々に警戒感は解かれます。その際に「一人暮らしなの?」「家族はよく泊まりにくる?」と自然な感じで情報を聞き取るのです。
信頼すると敷地内にその訪問販売業者が侵入しても「いつものこと」と考えてしまいます。
その隙を狙って、悪質業者は強盗を行うのです。
他にも、普段見かけないような人間が歩いていたり、不審な車両を連日見かけたりしたら注意してください。
悪質な訪問販売業者か見破るためのサインをチェック
なんども犯罪歴のあるプロなら、悪質な訪問業者とわからないような細工をするものですが
注意深く観察すると、まともな訪問販売業者かそうではないかはわかってくるものです。
悪質な訪問業者かどうか見破るためのサインを知っておきましょう。
名刺も事前アポイントがなくて突然訪問してきたら警戒を
通常の外壁塗装会社をはじめとした訪問販売業者は、名刺や身分証を用意しているものです。
悪質な訪問販売業者は名刺を用意していません。強盗のために名刺を用意するような手間はかけないでしょう。
また、どのような分野でも事前アポイントもなく訪問してきた業者は、悪質業者の可能性が高くなります。
「近所で工事をしていた。お宅の屋根をたまたま見たんだけど、瓦がずれているよ?無料で点検するよ」
このように、訪問販売業者の口から「無料で点検する」という言葉が出たら注意してください。
ポストや表札のマーキングやメモに注意
空き巣でもよく見られるのがマーキングです。インターホンの周囲に文字や記号が記載されていないかチェックしてください。
家族情報、留守になる時間帯がすぐわかるように、数字・色・アルファベットなどで暗号化します。仲間との情報共有でも役立つのです。マーキングは表札、ポストのように、外から見やすい場所に付けられます。他にも、インターホンやメーターボックス、配管といった気づかれにくい場所に付けられるのです。そのため、定期的に不自然な文字や図形や、シールなどがないかチェックしてみてください。
強盗が下見をしにくいようにする防犯対策
強盗が探しているのは「侵入しやすくて逃げやすい住まい」です。
下見段階で「ここの家は面倒そう」と判断されると、ターゲットにしにくくなります。
防犯対策にはさまざまな方法があるため、チェックしてみてください。
インターホン録画機能を活用する
インターホンも多機能な製品が登場しています。その中でも防犯対策になるのが、録画機能付きのインターホンです。インターホンを押された際や通話中、備えられたカメラを通じて訪問者を自動録画できます。
万が一、被害にあったとしても、その録画機能で犯人特定がしやすいというメリットがあるのです。
会話を記録して後で確認する
スマホの録音機能を使用するのも、防犯対策の1つです。訪問業者の話を聞く前に「録音させてください」と事前に伝えるだけでも効果が期待できます。悪質な訪問業者は証拠が残ることを避けるからです。録音していることを伝えると、平静を装ってすぐに立ち去る可能性もあります。
近隣住民と不審情報を共有する
防犯対策といっても、個人で行える内容には限界があります。そのため近隣住民と協力し、防犯意識を高めることが重要です。
近所付き合いがあれば、お互いに不審者情報を共有できます。「あの公園のそばに不審車両があった」「訪問業者が点検するとやってきた」という話は、一気に地域へ広まるのです。そのため、個々人の防犯意識が高まり、警戒心が生まれます。
そのような意識が広まった地域では、悪質な訪問業者にとってはやりにくい場所になるのです。
地域で協力することが、訪問販売や強盗対策につながります。
不審な訪問販売業者への対処法
万が一、不審な訪問販売業者が訪れたらどうすれば対処できるのでしょうか?
やはり勇気を持って断る、警察に相談することが重要です。
「無料で点検するから家にあがらせて欲しい」と主張されるようなことがあれば
「いらないです」「帰ってください」と堂々といえばいいだけです。
相手に悪いと思うことはありません。
できるだけ、シンプルなワードではっきりと断れば、訪問販売業者はなにもいえなくなります。
ただし、乱暴な言葉を使ってはいけません。逆恨みされてしまい、逆にターゲットにされる可能性があります。「興味がない」と伝えるだけでもいいのです。
また、不審者や不審車両を見つけた場合、警察に情報提供しましょう。警察が見回りをするようになれば、強盗の下見をしている訪問販売業者も仕事はできません。
このように防犯意識を忘れず、断る勇気をもつことが大切です。
被害にあわない為にも自身の身と大切な財産は自分で守りましょう。
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